ドッグラン

ドッグランを利用する際の注意点

【ドッグランとは】

犬専用の運動場であるドッグランは、一部の例外を除いて犬をノーリードで自由に遊ばせることができる施設です。施設ごとに、室内や屋外、芝生や砂などのそれぞれの特徴に違いがあるドッグランは、犬用のプールが併設されていたり、ランニングコースにトンネルやバーなどの障害物が設置されている施設もあります。

◇必要最低限のマナーとしつけ

ドッグラン内は、自身の愛犬だけではなく他の飼い主の愛犬もたくさん遊んでいますので、できるかぎり他のお客さんに迷惑をかけないように使用する必要があります。ドッグラン内に限ったことではありませんが、他人や他の犬に迷惑をかけないような必要最低限のマナーは必要で、「おいで」や「待て」、「いけない」などの基本的なしつけは最低限必要になるでしょう。

◇他の犬との場の共有

ドッグランにはたくさんの飼い主と愛犬が集まってきますので、他人や他の犬をみると興奮してしまうような犬には不向きと言わざるを得ません。普段あまり散歩をさせていない室内犬や、他の犬とほとんど触れ合うことがない犬の場合、ドッグランに来ている大勢の人や犬を見ると興奮してしまう傾向が強く、吠えたり暴れたりしてしまうことがあります。ドッグランを楽しむことができる犬は、普段の散歩でも周りに迷惑をかけることがない犬ですので、なるべく他の人や犬と触れ合う機会に慣れさせておく必要があります。

◇ノミやダニの予防

数多くの犬が集まるドッグランには、ノミやダニ、蚊なども多く発生するため、これらの害虫対策が大切になります。元々自身の愛犬には害虫が付いていなくても、他の犬がノミやダニを持っている場合には注意が必要なので、飼い主が事前にしっかりと対策をしておくことをおすすめします。

◇狂犬病予防注射、ワクチン接種済の証明書

一般的にドッグランに入場する際には、狂犬病予防注射とワクチン接種済の証明書が必要になります。法律で定められた義務である狂犬病はほとんどの犬が摂取済みなので問題はないと思いますが、ワクチンについての考え方は飼い主によって異なる場合が多いので、ドッグランを利用する際には事前にご利用の手引きなどをしっかり確認しておきましょう。

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