愛犬と子供

愛犬がいることで子どもができた学び

私の家に犬がやってきてから、子どもたちが生き物に興味を持つようになりました。もちろんそれまでも生き物にはとても興味を持っていました。しかし、その度合いが違うのです。

特に上の子の場合、中学生になってから学びの場が広がりますよね。学校でも。考え方の視野も広がります。そのため、生き物、特に犬について興味を持ち始めたのです。その中でもうちの犬が来た経緯を踏まえて、保護犬への関心が強くなりました。

我が家の犬は、保護犬ではありません。血統書付きの犬です。しかし、うちに犬がやってきたのは突然でした。しかもその購入者は、75歳を超えた後期高齢者である義母。

犬をブリーダーに頼んだ時の経緯、うちにやってくるまでの経緯を聞いたとき、その販売の簡単さに家族一同驚きました。だって後期高齢者が犬を飼うんですよ。この先どれくらい寿命があるかわかりません。足腰が健康かどうかも何もチェックはされませんでした。もしも散歩が出来なかったらどうしたのでしょう?

そんな話から、高齢者が犬を購入し、結局お世話を続けることが出来ず保護犬になる犬も多いということを娘は学び取ったのです。幸いにもうちには、お世話することが出来る家族がいました。そのため、義母が年をとってもある程度は大丈夫でしょう。

しかし一般論として、これまでのような犬の販売、購入をこのままにしておくわけにはいかないと娘は強く感じていました。実際に調べてみると、本当に飼うことが出来るかどうかのチェックリストのようなものも見つけることが出来ます。少しでもそのポイントをチェックしながら、販売も購入も行われたら、もっと人間も犬も幸せになるのではないかと思います。

愛犬を通して考えた保護犬の人生を娘は学び続けています。うちに来た犬は、たまたま運がよかっただけなのかもしれませんね。しかし、一つ間違えば幸せではなかった人生になっていたかもしれません。犬と生活をすることはこの先もまだまだ続くでしょう。その中で子どもたちにもいろいろと考えてほしいです。